※【サブカル恋愛理論】は、サブカル研究家ナンパ師のtakaさんにご提供いただいております。

 

民俗学者の柳田國男は、
かつて日本全国の民話や伝説を採集し、

『民俗学』という学問を大成しました。

その中には、今でいう妖怪の話なども
豊富にありました。

 

サブカル好きの僕としては、

「きっと柳田も、全国各地の珍しい妖怪を知り、それらが出没したとされる現場の空気を肌で感じるのが好きだったんだろうな」

と想像します。

 

今でいう、アニメファンの
“聖地巡礼”と、

どこか底通する部分が
あったのかもしれない。

 

もっといえば、

“もしかしたら、お気に入りのあのキャラ(妖怪)と、会えるかもしれない”

という、淡いロマン。

 

実を言うと、
僕にとってのストナンもまた、

そのロマンチックなフィールドワークの
延長線上にあるように感じます。

少なくとも、
そう位置付けるとしっくりくる。

 

無論、ナンパなわけですから、

どこまでも現実的で、弱肉強食の
無慈悲な世界でもありましょう。

 

でも、僕はナンパの路上が
荒野だったとしても、

そこに“ロマン”を持ち込みたい。

 

それが、生粋の文系ナンパ師である
僕の資質であるし、

強みであるとも捕らえている。

 

そして、そんな僕の提供する
“ファンタジー”をこそ、

粋に受け止め楽しんでくれる子とこそ、
仲を深めたい。

 

その点は、僕がナンパをする際の
基準軸として、

会話で損切りする目安にしています。

 

(どんなに端正な顔をしていても、僕と“嘘”の共有をしない時点で、不思議なことに、一瞬で心が冷めてしまいます。

平安貴族が、恋文として、和歌の上の句を愛しい女性へと送り、返ってきた下の句の出来具合によって“いい女かどうか”を結論付けた心境に似ている気がします)

 

ストナンをする際、

僕はたびたび、自分と柳田とを
ダブらせて考えてしまいます。

 

柳田が妖怪に惹かれた理由の一つとして、

幼少の頃、自分が神隠しに
遭遇したという事実が大きいでしょう

(もちろん、その後無事に人間の世界に帰ってこられた訳ですが)。

 

その結果、大人になって

“妖怪”という絶対的他者を
フィールドワークすることによって、

その妖怪に惹き付けられる“自分”とは
何者なのかを

探ろうとしていたのかもしれません。

 

僕自身も、ナンパをしていなかったら
発見することはなかったであろう、

新しい自分の一面を、
思いがけず見つけることがあります。

 

おそらく、演劇を生業にしている
役者さんたちは、

与えられた役を演じながら、

これに近い感覚を日常的に
味わっているのかもしれません。

 

道行く女性たちは、魅力的ながらも
どこか恐ろしい、

僕にとっての絶対的他者です。

 

ある意味、妖怪にも近しい存在です笑。

 

そもそもそこに、

前提として必然的会話なんて
成立するはずがない。

 

ストナンに興味はあるけれど、
始められない僕の友人が、

「だって何を話していいか分からない」

と言っていたのですが、
それは至極当然のことなのです。

 

それでいいんです。

そこに、引け目を感じる必要は全くない。

 

うまく話そうと思わず、
開き直って下さい。

まずは、ここをしっかりと自覚してから
スタートラインに立つ。

 

見える景色が違ってきます。

 

※【サブカル恋愛理論】は、サブカル研究家ナンパ師のtakaさんにご提供いただいております。



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