※【サブカル恋愛理論】は、サブカル研究家ナンパ師のtakaさんにご提供いただいております。

 

ナンパで女性をゲットしている
男性像って、一体どんなものでしょう?

一時期、めちゃくちゃ太っていて、
なおかつ髪も薄く、

絵に描いたような容姿コンプレックスを
抱いていた僕にとって。

 

それはやはり、

引き締まった身体の「イケメン」に
他ありませんでした。

 

だから、失恋を機に一念発起し、

「よし、俺も肉体改造してイケメンに近づくぞ」

と、筋トレ&AGA治療(育毛)に
着手したのです。

 

で、悔しさをバネに努力した結果、
幸いなことに、

両方の分野とも劇的な変化を
もたらすことに成功しました。

 

それまでは、
モテないことの原因を、

自分自身の容姿コンプレックスに
求めていた。

 

だから、それが改善された際、反動か、

「引き締まった俺の身体を見てくれ」

という自己欲求が強くなった。

 

「非モテの最大の要因を取り除いたのだから、俺は女にモテるはず」

という期待が強かったのです。

 

しかし、

たとえばコンパに参加したとしても、
なにかがしっくりとこない。

 

女性と打ち解けて話すまでに、
自分自身が“距離”を感じている。

 

いま自己分析をすれば、
おそらくこういうことだったのでしょう。

 

確かに、かつての
容姿コンプレックスは薄れた。

 

しかし、今度は自身が

「かっこつけ」

の守りに入ってしまっていた。

 

女性と話す際、自分自身、

「俺はこの子にどう見られてるんだろう」

「恋愛対象か、否か?!」

という意識ばかりが先行し、
態度がギクシャクして、

会話自体を俯瞰することが
できていなかった。

 

いやはや、非モテをこじらせ過ぎて、

「容姿が整いさえすれば、即モテるに違いない」
という幻想に呪縛されていたのです笑

 

かつて、参加した恋愛セミナーで、
ある講師の方が、

「容姿は65点あれば充分」

と仰っていました。

 

また、別の知り合いのナンパ師は、
恋愛力を鍛えるために、週1回は、

「ストナン」出撃、
「相席ラウンジ」参加、そして
「筋トレ」

を自分自身に課しているんだとか。

 

つまり、

「見た目」
「出会い」
「トーク(口説き)」

の3サイクルを、まんべんなく並行して
回しているということでしょう。

 

ある部分にコンプレックスを
抱いている人は、

心理学でいう

「トゥーマッチ・フォーカス」

に陥りがちです。

 

つまり、一部分に焦点を当て、
そこにばかり認識が偏ってしまう状態。

ちなみにこれ、
とくに日本人男性に多い傾向です。

 

この状態に陥った一因。

 

それは、

「女はこういう男に惹かれるはずだ」

という、僕の演繹法的な
発想によるものだと考えています。

 

演繹法とは、

一般的・普遍的とされる
一つの前提から出発し、

それを押し広げて、
個別の結論を出していく方法です。

 

具体的には、

「女はサッカー選手が好き」

「女はバンドをやってる男が好き」

(命題)

 

→だから、

「A子(仮称)も、サッカーができて、バンドを組んでいる男に惚れる」

(結論)

 

という、思考の流れ。

ただし、この演繹法の短所は、

 

「げっ。俺はサッカーもバンドもやってねーし」

「じゃ、俺はA子(仮称)にモテないんだ泣」

と、早合点して自己嫌悪に
陥り兼ねないところにあります。

 

振り返って、当時の僕は、
世間に流布する

「“痩せていて”“細マッチョ”で、“クール”な男はモテる」

という、あまりにもステレオタイプな
“モテ夫”像を鵜呑みにしていました。

 

(この“モテ夫”像の引用元は、おそらくアニメや漫画といった二次元です笑)。

 

それを、過去にモテた
実地のサンプル不足に事欠いて、

身の丈を考えず、
疑うことなく採用してしまった。

 

だから、息苦しかった。

で、発想の転換。

 

 ナンパは、

「帰納法」マインドでやった方がいい。

 

「帰納法」とは、演繹法の反対で、

まずは個々の事実を見て、
共通する要素を抜き出し、

一般的な命題を導き出す方法。

 

少なくとも、
こちらの方が個人的にはしっくりきた。

 

いうなれば、

「A子(仮称)はブサ猫が好き」
「A子(仮称)は爆笑の太田が好き」
「A子(仮称)はウンコネタが好き」

 

という個々の事実から、つまり

「A子(仮称)は、見た目ブサイクでも、自分を持っていて、ぶっちゃけられる男が好き」

という命題へと、
ひとまず至ることができます。

 

(その後の検証作業は必要ですが)。

 

今、自分が変えられないものに目を向け、
嘆くのは糞並みにナンセンスです。

 

モテたければ、他の誰でもない、
まずは自分自身が、

自分を哀れむのを止めること。

 

得体の知れない“世間”なるものが
決めた「演繹法」の命題自体、

絶対的な真理なのか、一歩引いて
疑ってみることをおススメします。

 

※【サブカル恋愛理論】は、サブカル研究家ナンパ師のtakaさんにご提供いただいております。



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