※【サブカル恋愛理論】は、サブカル研究家ナンパ師のtakaさんにご提供いただいております。

 

“ヤリチン”になりたかったのです。

 

だから、

「ストリート・ナンパができるようになれば、24時間、出会いに困らなくなる」

という某ナンパ教材の謳い文句は、すごく魅力的に聞こえました。

 

このフレーズには、

自らの手で女の子との出会いをバンバン切り開いていくという、

攻めの姿勢が感じられたのです。  

 

そもそも僕がナンパを始めたきっかけは、失恋でした。

それ以来、偶然の出会いをまたじっと待つだけの毎日に、我慢ならなくなったのです。

 

何もない現状に留まっているくらいなら、

泥臭くても、

体ひとつで自分の運命をプロデュースする“ヤリチン”に、僕はなりたかった。

 

恋愛を綺麗事だけで片付ける傍観者には絶対になりたくはなかった。

だから、ストナンだったのです。

 

現在も、この気持ちに変わりはありません。

ただ、ストナンを始めとする恋愛活動は、長期戦です。

 

よりしたたかに、何より楽しく活動を続ける上で、

さらに上乗せで意識した方がよいポイントがあります。

 

それは、

「最初から完璧を目指す必要はない」

ということです。

 

当初、

「24時間臨戦ナンパ」

をストイックに意識すると、

もれなく仕事や通勤に支障が出てきます(笑)。

 

街を歩いたり電車に乗ったりして、

たまたま可愛い子を見つけると、

常にソワソワしてくる。

 

そして、

「今あの子に声をかけなきゃ俺は男じゃない」

という呟きが頭の中を埋め尽くします。

 

そして、

「もっとナンパのうまい人なら、サクッと話しかけて、今時間がないなりにラインゲットなりして、後日デートに持ち込めるんだろうな…」

などという情けない思考に陥ってしまいます。

 

もうこうなると、

楽しさゼロ、強迫観念120で、

「どうせやっつけで声かけても勝算ゼロなんだから、やっぱ声掛けるの止めておこう」

となります。

 

その結果、後々

「なんて俺はチキンなんだ」

自己嫌悪に陥り、職場での人間関係にまで空気が伝わって、

どこかギクシャクしたものになっていました。

 

だから僕の場合。

ある程度、ナンパの際の“オン・オフ”を切り替える必要があるのかな?

と、遅まきながら気付きました。(ホント、気付くのが遅過ぎです笑)

 

キホン、週末2日を目安に、

1日3時間、目標30人に声掛け。

それを、練習として淡々とこなす。

 

プラスアルファ、新しいお店を一店舗開拓し、

その日必ず何かしらの収穫が得られるよう心がけました。

 

オフの際も、絶対に声を掛けないという訳ではないのですが、

資格習得のための勉強や、原稿の執筆を優先させるというシンプル化によって、

だいぶマインドが安定しました。

 

完璧主義はやはり駄目ですね。

一時期「24時間臨戦ナンパ」にとらわれ過ぎていた僕は、

筋トレマニアに例えるなら、

 

「筋トレしていないときの自分は、一秒単位で弱くなっている」

「俺が筋トレしていない間に筋トレしている奴は絶対に許さない」

 

というマインドとほぼほぼ同じでした。

本人にとっては一大事でしょうが、傍目から見れば滑稽です。

 

ならば、必要以上に思い悩むより、

本人もその滑稽さを1ミリでも自覚するべきです。

 

その手段はあるいは、僕のようにブログを書いて客観視することであったり、

ナンパ仲間に笑い話として語って聞かせるのもいいでしょう。

 

理想を高く持つのは確かに素晴らしいです。

でも、目標を高くし過ぎて自己嫌悪に陥り、活動を止めてしまうくらいなら。

自分のできる範囲内で暫定のルールを作り、成長を楽しみながら続けていくのがベストです!

 

※【サブカル恋愛理論】は、サブカル研究家ナンパ師のtakaさんにご提供いただいております。


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