※【サブカル恋愛理論】は、サブカル研究家ナンパ師のtakaさんにご提供いただいております。

 

ナンパをしていて、

「声掛けてよかったな」

と思えた小さな体験。

 

それは、女の子が僕の話を聞いてめっちゃ笑ってくれた瞬間でした。

 

また、アート好きという趣味が一致した子と、

高円寺から阿佐ヶ谷まで、

一駅分途切れることなくトークが弾んだこと。

 

ナンパを続けていく上で、まず何より必要なのは

「小さな成功体験だ」

ということはよく耳にします。

 

僕にとってこれらの体験は間違いなく、

そんな「小さな成功体験」でした。

 

だから、ストリートの声掛けでまず意識するといいもの。

それは僕の場合、「エッチしたい」という気持ちを前面に押し出すというよりも、

まず女の子に「“非日常”の出会いを楽しんでもらう」というマインドでした。

 

当然、その後にエッチまで結び付けたいのですが、

ひとまずそれは外し、

女の子と会話を楽しむ関係を作る。

 

さもないと、クロージング(エッチへの誘導)のことばかりが頭にちら付き、

会話が不自然になってしまいがちです。

 

その前に、まずは楽しく会話できる設定をこちらから提示してあげること。

 

例えば、僕が開拓している

“ロマン主義”ナンパの場合、

具体的な声掛けのルーティーンは以下の通りです。

 


①お姉さんこんにちは。

②(アイコンタクトで微笑む)

③ちっすw

④白い服の似合う天使が(バックもって)渋谷歩いてたんで、思わず声かけたんだけど、これから天国帰るの?

⑤(反応を見つつ持ち物を指摘して)雰囲気美大生っぽいよね。絵とか描くの好きな人?

⑥天使と悪魔の絵とか描いてそうw

⑦てか、俺、実は悪魔なんだけどw、朝からずっと何も食べてないんだよねwマジ腹へって地獄行きそう。

⑧そしたら、目の前に天使のお姉さんが光臨したというw

⑨腹へって悪魔死にそうだから、ちょっと天使においしいもの奢ってほしいんだけど。

⑩じゃ、“いきなりステーキ”でいいや

⑩天使のお姉さんの顔にも、「ちょっと小腹がすいた」って描いてある

⑪(「小腹でステーキはない」等リアクションを引き出す)

⑫じゃあおごったげるからダーツで勝負しよ。お姉さん意外に運動神経良さそう。運動部?

⑬俺めちゃうまいんだよ。投げ方、悪魔のお兄さんが教えたげる。俺に投げないでねw天使のお姉さん、かわいい顔して意外に悪魔かもだからw

⑭行こ行こ、腹へって死にそうw(勝手に歩き出す)


 

以上、ファンタジーの要素がたっぷりで、

ふたりがこれからご飯を食べることは、

すなわち天使と悪魔の壮大な会食という設定なのです(笑)。

 

つまり、女の子が僕を見捨てるということは、

片割れである“悪魔”を見捨てることとなり、

小さな罪悪感を芽生えさせます。

 

しかも

「ステーキ奢ってよ」

と先に打診しておいたお陰で、“図々しい”というキャラが印象付き、

「しょうがないな…」

というフラットな関係のまま、会話を楽しむことができます。

 

男の方から一方的にデートを乞うのは、ひとたび相手目線で考えれば、

「どうして私があなたとデートするの?」

という当然の問いへの、押しと建前に弱い。

 

悪魔役を演じるのなら、徹底的に演じましょう。

ことナンパにおいては、事実に忠実だから面白いとは限らないのです。

 

大切なのは、

顧客である女の子に楽しんでもらうことであり、

肩肘の張らない関係を築くことなのです。

 

僕らの手で、女の子に非日常の出会いを存分に楽しんでもらいましょう!

 

※【サブカル恋愛理論】は、サブカル研究家ナンパ師のtakaさんにご提供いただいております。


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