世間一般がイメージするナンパの第一声って、
一体どんなものでしょう?
ナンパをしない友人いわく、
「お姉さんヒマ?お茶しない?」
が鉄板だろうとのこと。
確かに、ナンパの目的のひとつに、
女性に食事のオファーをかけ、お店に連れ出すというものがあります。
だから、このセリフはあながち的外れではありません。
でも、実際に街でナンパをしていて実感したこと。
それは、このセリフ(オファー)単体に意味なんてないってことです。
むしろ、オファーが早すぎる。
いきなりオファーを掛けることで、「焦っている感」が出てしまい、
「大丈夫です」(は?何で私があんたとお茶しないといけないの?)
と切り返され、決して良い反応は得られないということ。
(まあ、女性の立場になって考えてみれば至極当たり前のことなのですが。)
詰まるところ、どんな必然性を作り出した上で、
「お茶しない?」
を言うべきなのかということなんです。
オファーを出す前にするべきこと
冷たい声で女子に「大丈夫です」と言われないためにも、
僕らは自分の要求を口にする前に、
女の子のパーソナリティをいじってあげる必要があります。
一方的にオファーをぶつけるのではなく、
ひねくれた言い方をすれば、
女の子をよく観察し、彼女に“因縁”をつけることが大事(もちろん、喧嘩を売るという意味じゃないです笑)。
つまり、即興で作った“物語”の主人公に、
女子を据えてあげる必要があるのです。
たとえば、赤or紫のスカートを履いた子が歩いていたら。
まず、彼女の斜め前に立ち、
「お姉さん、ちっす」
とこちらの存在を認識させます。
そして、きちんとアイコンタクトをとった後、
落ち着いた声のトーンを意識し、
「スカート、めちゃワイン色やん」、
「好き過ぎてワイン染み込ませた?」。
歯切れよく、噛まずに言い終えたら、
柔らかく相手の目を見ましょう。
その後、
「やば、めちゃワイン飲みたなってきた」、
と、落ち着いてかつテンポよく畳み掛けるのです。
このとき、真面目な人ほど、律儀に女の子の承諾を得ようと
“受け”あるいは“返事待ち”
の姿勢に留まる傾向にあります。
しかし、そのスタンスは早く卒業するべきです。
なぜなら“受け”“待ち”の姿勢だと、
相手の一挙一動に過敏になり過ぎ、
結果、女子に振り回される弱い男に成り下がってしまうからです。
いい意味で鈍感になった方が絶対いい。
その方が、女子に伝わる男らしさも、ハンパなくアップします。
ならば最初から、
「一緒に飲みに行くことが規定路線」であることを強く押し出し、
女子をリードした方が、
ナンパ(orデート)の勝率が上がること請け合いです。
無言は同意!粘りで勝利を勝ち取ろう!
知人のナンパ師いわく、
「女子の無言は、すなわち同意とみなせ!」。
だから、始めから一緒に行くことを前提に話を引っ張っていく意識が大事。
もし、形式だけの表面的なグダ(断りの反応)であれば、
もう一度女子のパーソナリティを大げさにいじり、和ませた後、
しぶとく再度オファーを掛けてみましょう。
(男)「オファー」
→(女)「断り」
→(男)「オファー」
→(女)「断り」
→(以下、無限ループ)
という、単調な平行線に陥りそうになったら、
爆弾を投入してその流れを壊すイメージです。
明らかな拒絶でない限り、
粘るのはナンパ力を鍛える上で必須です。
先ほどのワインの会話の例を挙げれば。
「お姉さん、スカートワイン色だよね」、
「めっちゃブドウの匂いがする」、
「絶対ワイン中毒でしょ」、
「アルコールが切れて死にそうって顔に書いてある」、
「しょうがないな~、飲むの付き合ってやるよ」
と、ツッコミどころ満載のまま畳み掛けて
(女子からいちいちツッコミを待つ必要はありません)、
連れ出しに成功したことがあります。
その後、互いに好きなお酒トークで
会話を温めることができました。
僕は別段、お酒の知識に詳しくはありませんでしたが、
相手の嗜好を掘り下げ、共感することに集中し、
会話を楽しむことができました。
落ち着いてこのスタンスを保てたのも、
直近で知人のナンパ師(30代半ば)が、
10代後半~20代前半の子に何ら臆することなく、
「普通」の会話を成立させているのを見たからでした。
「10代後半~20代前半の子とうまく話すには、彼女らが好きなアーティストやアプリのことをどれだけ知らないといけないんだろう(汗)」
とメゲ気味になっていた僕には新鮮な驚きでした。
(無論、知識があるに越したことはありませんが)。
彼は女の子に、
「若いうちは色んな経験せなあかんよ」
と、一歩間違えれば説教にも聞こえるブサイクな話題を朴訥と語りつつ、
それでもしっかりとラインもゲットしていました。
確かに、同世代の男にはない頼り甲斐を、
女の子は感じ取ったのでしょう。
朴訥なオッサンキャラ(でも男として全然アリ)。
これが、その彼が女子に提供する即席の物語における、
自分の位置付けだったのです。
もちろん、当然ながらその彼でさえ、
一定数の割合で女子からのガン無視は喰らっていました。
にもかかわらず
「俺はこのスタンスで女を落とすんだ」
という強い意志が、その背中から感じられました。
当時、自分に不足しているものばかりに目がいって
メゲ気味になっていた僕にとっては、正にカンフル剤な体験でした。
参考:コレを知らないと相手が不愉快に!いじりの鉄則・いじめとの違い
お読みいただきありがとうございました。
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