女性との初デートの最中、自分の好きな
“戦国武将”
についての雑学を、マシンガントークし続けた男性がいたそうです。
このエピソードを聞いたとき僕は、
「さすがにそれは痛いだろ」
と、少なからず優越感に浸ったことを打ち明けます。
ただ、今思えばこの失敗談には、
ただの笑い話として見過ごすことのできない、
僕ら男性への戒めが隠されていたのです。
雑学男から学ぶべき戒めとは?
結論から言えばそれは、
「デートの席で“雑学”をそのまま口にしたのでは、それは“雑音”と大差ない」
というものです。
僕自身、
恋愛活動において女性との会話で特に意識している鉄則に、
「話題のネタには三種類ある」
というものがあります。
三種類とは、
①「自分(男性)に由来する話題」、
②「相手(女性)に由来する話題」、
そして
③「二人のいずれにも直接関わらない話題」
のことです。
この三つの内、
特に二人の関係性がまだ温まっていない段階では、①の
「自分由来の話題」
はほぼ無価値と言っていいでしょう。
冒頭のエピソードに登場した男性はおそらく、
「こんなに知識が豊富で熱い”自分”を女性に知ってほしい」
という意図があったのでしょう。
ですが、女性が歴女ならともかく、
いきなり“桶狭間の戦い”の詳細を一方的に聞かされた女性は、
たまったものではありません。
まず、知り合ったばかりの男性のことなど、
ほとんど興味がないのが実のところでしょうから。
しかも、③の
「ふたりのいずれにも直接関わらない第三者についての話題」選びについても、
“戦国武将”というチョイスは、話題を振った男性側はともかく、振られた女性の側からすれば接点が皆無に等しく、
男性と戦国武将と女性という三者の関係性の中で、当の女性のみが置いてけぼりを食らっているという、考え得る最悪のパターンとなっています。
これならば、
「コンビニのお菓子おいしいよね。どれが好き?」
という他愛のない会話をし続けた方が千倍マシでしょう。
どうすれば女性に会話を楽しんでもらえる?
やはり、恋愛関係初期で重点を置くべきなのは、②の
「相手(女性)に由来する話題」
に他ありません。
誰だって最も関心があり、話題にして欲しいのは
自分自身のこと
なのですから。
女性に会話を楽しんでもらうため、僕ら男性が意識するべきなのは、
ただの“雑学”を、相手由来の話題へと昇華し、コーディネートしてあげることなのです。
あくまで話題は女性主体で、
そこに様々な雑学だったり知識だったりを関連付けていくイメージ。
一例を挙げれば、ふらっと女性が立ち寄ったBARのマスターが、
「お客さんの瞳、ちょっと茶色がかってて綺麗だから、きっと同じ色のカクテルが似合いますよ」
と、お酒を作って差し出す姿を想像してみて下さい。
きっとそこには、
一方的にお酒についての雑学を垂れ流すのとは全く違った高揚感を、
女性にもたらすことでしょう。
“プロファイリング”という言葉の響きは、
物々しくて大げさかもしれません。
でも、僕らが目の前の女性について知っている限られた情報から、
彼女の性格や人となり、果ては前世までをもイメージし、言葉にして投げかけてみたら、
ただのあなたの知識、雑学に過ぎなかったものが、女性に“刺さる”会話になるはずです。
女の子と共有できる宝の山に生まれ変わるのです。
だから、ニッチなことや、ひとつの分野にこだわり抜いてきたゆえ、
これまで恋愛とは疎遠だった男性は、
みずからの過去を誇りこそすれ、嘆く必要は一切ありません。
冒頭の戦国武将の彼の場合、
「○○ちゃん、顔立ちが古風だから、ナギナタ姿似合うんじゃない?前世が戦国武将なんだよ絶対」
と言っていいのです。
コツとしては、確信をもって断言しましょう。
当の女性自身にさえ、その真偽は確かめようがないのですから。
目の前の女性の(良い)特徴を見極め、
おおげさなくらい強調し、言葉にすること。
僕が心がけている習慣です。
お読みいただきありがとうございました。
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